コラム

2022-04-13 19:18:00

生命保険は大切な資産です

生命保険は「人生で家の次に高い買い物」といわれることがあります。

最近では保険料の安い商品も増えてきましたが、それでも、「人生で家と車の次に高い買い物」くらいの金額を支払っている人も多いと思います。

住宅や自動車は大切な資産ですが、これらには中古市場があるので、手放すときには少しでも高く売れるところを探すことで資産を守ることができます。

しかし、生命保険もこれらと同じくらい高額な資産ですが、買い取ってくれる市場が整備されていません。

当社では、独自の査定により、解約返戻金・解約払戻金よりも高く買取りが可能な場合、その金額で買取りいたします。

もちろん、解約返戻金・解約払戻金の方が高い場合は、当社が買い取ることはありません。みなさまの大切な資産の価値を守るお手伝いがしたいと考えています。

2022-04-13 18:57:00

保険契約の買取りのしくみ

保険契約は数学的に計算された保険料で成り立っています。

多くの契約には、同じく数学的に計算された解約返戻金・解約払戻金などの名称の、保険を解約したときに返ってくる金額が設定されています。

解約返戻金・解約払戻金の金額を聞くと「少ない!」「これしか戻ってこないの?」というような感想を持つかもしれませんが、通常の場合は(みなさまにとっては残念かもしれませんが)それが数学的に正しい、フェアな金額であるといえます。

ただし、解約返戻金・解約払戻金の金額が、フェアであるとはいえないような状況もあります。

その典型的な状況が、がんなどの重い病気にかかり、健康な人に比べて明らかに死亡率が上がってしまっている場合です。このような場合は、本当はもっと多い金額を払い戻せるはずですが、保険会社としては、個別の状況に応じて解約返戻金・解約払戻金の金額を柔軟に変えることが難しいという現実があります。

当社では、保険会社では対応しきれないみなさまの個別の状況に応じて、フェアな価格で保険契約を買い取らせていただきたいと考えています。

2022-04-13 09:22:00

当社の役割

保険契約の買取りサービスには様々な関係者がいます。

主なものとしては、保険契約の買取りを申し込む人(売り手)、保険契約の買取りのための資金を提供してくれる人(買い手)、そして保険契約の買取りサービスの実務を担当する当社です。当社としては、このうちの誰かの利益を最大化するのではなく、保険契約の売り手、保険契約の買い手、当社の三者がみなご納得いただける金額での買取、手数料の受領を心がけています。

売り手が納得する価格でなければ保険契約を売っていただけませんし、買い手が納得する価格でなければ資金を提供していただけません。また、当社が倒産してしまってはサービスの継続ができなくなってしまいますので、しっかり利益を出して、株主にも納得いただく必要があります。

近江商人は「売り手によし、買い手によし、世間によし」の「三方よし」という経営哲学を持っていたといわれていますが、当社でも、「売り手によし、買い手によし、当社によし、社会によし」の「四方よし」の理念でサービスを提供してまいります。

2022-04-13 09:13:00

海外での保険契約の買取りの状況

日本以外の国では保険契約の買取りは行われているのでしょうか?

欧米諸国では、life settlement や viatical settlement という名前でひろく保険契約の買取りサービスが提供されています。先進諸国の中では日本だけがサービスの提供が普及していないといってよいかと思います。

保険契約者の資産を保護するためのしくみであると認識されており、アメリカのいくつかの州では、保険を解約する際には保険会社が保険の買取りサービスがあることを知らせなければならないというルールがあったりもします。

つまり、「あなたが受け取る解約返戻金・解約払戻金よりも高く買ってもらえる可能性がありますよ」ということを保険会社が保険契約者に知らせなければならないということで、社会的にも保険契約の買取りサービスが保険契約者の資産を守るために有益なものだと評価されているといえます。

2022-01-13 15:04:00

保険契約の買取りの歴史

保険契約の買取りは、古くは19世紀末のイギリスでも行われていたそうです。

ただし、当時の保険契約の買取りは保険契約者にとって良いものではなく、生活に困った人の保険契約を安値で買いたたく悪徳商法のような形であったそうです。

当時の保険契約は解約しても解約返戻金・解約払戻金が少額しか支払われないか、全く支払われないものであったため、保険が不要になった場合に少しでも資金を回収するため、そういった悪徳業者に売却せざるを得なかったのでしょう。

その後、そういったあくどい商売をなくすため、保険契約には適切な解約返戻金・解約払戻金を設定することが義務付けられるようになりました。

1980年代になり、AIDSが流行した際に、アメリカで保険契約の買取りというサービスが現代的な形でよみがえりました(viatical settlementやlife settlementと呼ばれています。)。もちろん、それは保険契約者にも満足いただける価格で買い取るサービスであり、かつてのような悪徳商法ではありません。

当社でも、保険契約の買取りをお申し込みになるみなさまと、買取資金をご提供いただく出資者様の双方がご納得いただける形での買取価格の算定を心がけています。

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